KTM2017年390Dukeのインプレッション part 1

2017 390Duke

 2017年も終盤に入りKTMの2017年ニューモデルも順調にお客様にお渡し中です。

 当店も全車種ではないですが、試乗車のご用意とフリー在庫がそろってきました。

 

 試乗車は、390Duke、690Dukeと2016年モデル250Dukeをご用意しています、試乗したい方はヘルメット等の試乗できる装備でお越しください、ご予約無しの突然のご来店でも対応できると思いますが確実ではございませんので、ご予約の上ご来店頂ければと思います。

 

 2017年モデル 390Duke、250Duke、690Duke、690Duke-R、のフリー在庫ありますのであまりお待たせせずに納車可能です。

  2016年モデルキャンペーンは17年モデルが入荷しましたので、お得な特典付きで販売しております、こちらは車両在庫無くなり次第で終了となりますのでご興味ある方は早めにご連絡してください、中古買うよりお得かと思います。


2017 390Duke

 それでは、2017年モデルの紹介です。

まずはフルモデルチェンジした390Dukeから紹介いたします

 まずは旧モデルから大きく変わったデザイン!とてもシャープでスマートになりました。

 

エンジン本体は大きく手を加えた物ではなく以前モデルからの継承となりいますが吸排気系の変更や細かい煮詰め等行われています。

 

 まず排気系は今までの腹下で終わるミッドシップレイアウトから別体サイレンサーを右横出しとするオーソドックスなスタイルに変更となりました。

ヨーロッパをはじめとする、厳しくなった騒音規制に対応するには今までのマフラーレイアウトではエンジン性能を犠牲にするより方法が無かったものと思われ、おかげで世界共通のサイレンサーになったようです

390Duke スロットルバルブ
390Duke スロットルバルブ サーボ

 そして吸気系は、とうとうこのクラスの車両にもライドバイワイヤーが採用となりアクセルワイヤーが無くなりました。

 記憶が正しければ世界で初めてアプリリアのSHIVER750で採用され、今では大型のスポーツモデルでは普通に採用されてます、最初はサーボモーターがスロットル操作をする事に不安を覚えましたが、今ではワイヤで動いてるスロットルボディーを見ると古臭く見えちゃったりします


 エンジンフィーリングはと言うと前年モデルと比べると全般的、特に中低速のトルクが増えたように感じます、走り出しのクラッチミートが楽になりました。

前年までのモデルは排ガス規制の関係で低回転域の空燃比をかなり薄く絞っていたのがマフラーの容量アップで解消されたのかもしれません、また電制スロットルのおかげも体感トルクアップの要因かと思います。

 排気音も音質がまろやかな音となりました、雑味が減ったような心地良い音です。


390Duke フロントフォーク

続いて車体回り

メインフレームに関してはサブフレームが別体になった他はデイメンション等に変更は有りません。

大きく変わったのはサスペンション!

フロントフォークは見た目、リフレクターが両面テープで貼っ付けられたのとダストシールがオレンジになった以外同じに見えますが中身は全く違うらしいです、まだ確認してませんが・・・

 

リヤサスもバネ上の部分が長くなり高級感が増してます、全長は変わりませんのでバネ長は短くなってます、こちらも中身は別物らしいです。

 

乗った感じも前モデルよりもサスが良く仕事してるのがわかります、ダンピングも良い感じで、乾いたスポンジ押してる感じから湿ったスポンジ押してる感じに変わった気がします(この表現、分かりやすいのか?)。

 

 WPステッカーが貼ってあるオシャレなのが2017年モデルの新しいリヤサスです


フロントブレーキのディスク板も390Dukeは300㎜から320㎜の大径ディスクに変更となりました。

元々効きが悪かった訳ではないですが余裕が出来た事でブレーキのコントロール性が向上しました

 

11/18 追加情報 写真を見てもわかるかと思いますが2017年モデルと以前モデルではフロントホイールのハブ部分が変更になっております、ディスク板の取り付け部が変わりましたので以前モデル用の社外ディスク等は使えませんのでご注意ください。

2016年390Dukeキャリパー

こちらが2016年の390Duke

キャリパーマウント部分が280㎜ディスクの初期モデルの125と共通だった為、300㎜ディスクに合わせ10㎜のカラーが入っています

2017年390Dukeキャリパー

こちらが2017年の390Duke

キャリパーマウント部分が300㎜ディスクの2017年の125と250Dukeに合わせ基本部分で長くなっています、10㎜のカラーを入れる事で390Dukeの320㎜ディスクに合わせています

 キャリパーに変更は有りません



と、ここまで書いたところで一旦part1と言う事で次回に続きます・・・結局続かない事も有りますが

 

実は書き始めたのは7月頃、おかげさまで、お仕事が忙しく暇を見ながら書いてたら年末が近づいて来ちゃいました、公開時期に合わせ少しずつ文面を変えてやっとここまで・・・今並行して790Dukeも書き始めてます近日アップする予定です