おかげさまでSHORAIバッテリーとアンチグラビティーバッテリーに関して約半年で3桁を超える販売数となりました、お買い上げくださいました皆様ありがとうございます。
さてちょっとしたご注意と言う事で、MVアグスタ各車とトライアンフ各車、一部アプリリア、及び一部ドカティーは国産車に比べ若干待機電力が大きいと言うのは、ある所では有名な話らしく、通常の新品バッテリーにおいても、3週間から1ヶ月くらい乗らない期間が経過するとバッテリー電圧が他車よりも低下する事があるようです。
決して故障や漏電ではなく、そう言った仕様で有ります。
しかもMVアグスタの場合はバッテリー電圧が低くい状態でスターターボタンを押した時、スターターモーターで消費している時の余り電圧を監視して、点火に必要な電気を確保できないと判断すると始動制御が掛かりスターターボタンを押しても反応しなくなります、具体的にはキュルキュルっと勢い良く回ってから反応しなくなります。(トライアンフ他は分かりません)
その後一度メインキーをオフにすると、再び同じ事が繰り返されます、数回続けるとさすがにバッテリが上がります、ほぼかかる可能性は有りませんので一度でやめてください。
これはエンジン始動に適した点火電圧を得られないままの状態でスターターが回り続けた場合、その間インジェクターからは比較的濃い燃料を噴射し続けプラグを被らせてしまい、結果プラグのメンテまでする事になり、またガソリンによるエンジンオイルの希釈、シリンダー内壁の油膜切れ等のトラブル防止のためでもあります。またバッテリーの終止電圧まで到達しなくなる事でバッテリー自体の保護にもなっています。
とは言っても、ちょっと監視電圧の制御電圧設定が厳しいような気もします?・・・・だってもうちょっとでかかりそうな雰囲気ありますもの・・・・。
という訳でご注意していただきたいのは、自己放電量が劇的に少ない SHORAI バッテリーやアンチグラビティーバッテリーでも待機電力に関しては、他者放電?ですので期待する所ではない事をご了承下さい。
しばらく乗らない間は、SHORAI バッテリーとアンチグラビティーバッテリーの場合はマイナス端子を外しておく、それだけでOKです。
通常の鉛バッテリーの場合は良くあるトリクル充電器をお使いになれれば、バッテリーが長持ちもしますしバッテリーはいつも元気で良いかと思います。
充電に関して言えばSHORAI バッテリーとアンチグラビティーバッテリーの場合は定電流での非常にシンプルな充電が必要で、MF鉛バッテリー専用充電器にあるパルス充電で高電圧をかけてサルフェーションを除去する機能がついた物は使用できません、鉛バッテリーのように放電に伴いサルフェーションが発生する事が構造上無い上に過充電となりバッテリーに致命傷を与えます。
SHORAI とアンチグラビティー用の専用バッテリー充電器は無いのかと質問をよく受けます。
SHORAI バッテリーの方は近々専用が入荷する予定ですが、アンチグラビティーバッテリーの方は現在専用の充電器はございません。(SHORAI バッテリー専用充電器発売しました)
そこで何か簡単に使えそうな物がないかと言いますと、シンプルで低コストの物で充分ですので、こちら下の写真の製品が安くて充分使えるとの事でお勧めします。
(SHORAI バッテリーとアンチグラビティーバッテリー両方に使用できます)
小売価格3.500円(税別)現在在庫切れですがゴールデンウィーク明け頃に入荷予定です、ネット販売もいたしますのでもう少しお待ち下さい。(5月1日入荷しました、こちらからどうぞ)
Ceptoo バッテリー充電器 CCH101
難しい設定一切ナシ!
付属の車両ケーブルでバッテリーと接続するだけで自動で充電開始!
原付~軽自動車用バッテリーまで対応!
・充電完了後は保持充電で自己放電を防止
・充電状態をランプでお知らせ
・各種保護回路搭載で安全
・防水、防塵設計(IEC規格IP65適合)
※12V専用
製品仕様
■出力:DC12V(2.0A定電流)
■入力電圧:AC100V(50/60Hz)
■適合バッテリー容量:2アンペア~50アンペア
■電源コード長:1.0m
■充電ケーブル長:1.5m
★付属品:ワニ口クリップ式コード・車両側取り付け用ケーブル
リチウムバッテリー用の充電器では有りませんが高電圧をかける事はなく、充電状況も良い感じで自動的に把握した上で充電終了後は勝手に充電を止めてくれますので過充電の心配は無いようです。
説明文では「充電完了後は保持充電で自己放電を防止」と有りますが、自己放電しない為ほぼ0Vに維持するみたいです、それでもトラブル防止のため充電が終了したら接続を外してください。
あくまでSHORAI及びアンチグラビティーバッテリーのメーカー推奨では有りません、またCeptoo充電器側に関してもリチウムバッテリーの充電に関して保証した物では有りませんので、ご注意下さいませ!
SHORAI
バッテリーとアンチグラビティーバッテリーの充電はとても短時間で終了しますので、バッテリーの状態にもよりますが、しばらく乗らずに放置していたのであれば乗り出す30分から1時間前に接続されればOKだと思います、車体に取り付けるケーブルカプラーも付属していますので取り出しやすい所に付けて置けばバッテリーにアクセスしにくい車両でも簡単に接続できます。
SHORAI バッテリー専用充電器はさすがに高機能となっております。
SHORAIバッテリーユーザーの方はご期待下さい