KTM125Duke~390Duke用のラジエターコアガードです。
取りあえず製造元VORGUEさんの説明書きを引用・・・
錆びにくく、弾力性があり割れにくいステンレス(SUS316/0.8mm厚)を使用。
コアガード表面にはヘアーライン加工が施されており、高級感があります。
中央部を細かく、外側に向けて美しく放射状に広がる【ラジアルダイヤモンドパターン】を採用し、高い冷却効果とガード効果を保ちながらドレスアップにもお勧めです。
と言うことです、非常に凝ったデザインで制作者の拘りを感じるパーツです。
0.8㎜厚のステンレスを使って軽さと強度のバランスを取りつつ、さらに折り加工で強度を持たせてます。
チタン製の軽いコアガードもありますが、そもそもが大した質量の無い物ですのでその差は知れてます。
それよりも素材の硬さによりクラック入ったりする物もあります、チタン製でも良く出来たものは大丈夫ですけどね、でも値段が・・・・・・
アルミ製も耐食性を含む耐久性が・・・・・って事でステンレスが正解かと思います。
そもそもコアガードって何してるかって言うと走行中に前輪が巻き上げた小石などからラジエターフィンの変形損傷から守ったり、付着した虫の死骸による酸でラジエーターを酸化させ、見た目にも耐久性にも悪影響を与えます、そう言ったトラブルからラジエーターを保護するのが本来の目的です。
もちろんドレスアップって言う要素もあります。
網状になっている事で小石等からコアを守ってはいますが、そもそも空気を取り入れて冷却するラジエターにとっては少しでも風の通りを良くしたい所です、少なからずもコアガードは邪魔者である事も事実です。
実際、前面面積の20%近くを塞ぐ事になってるラジエターコアガードがほとんどです、網目を大きくすれば空気の通りは良くなりますが保護能力が落ちます。
VORGUE製の優れている点は、一番汚れやすい前輪の近くとなるセンター下方部は目が細かくラジアル状に外に行くにつれ又上に上がるにつれ網目がだんだん大きくなると言うデザインとなってます。
このデザインとギリギリまで細くした網により、他のコアガードの半分程度の塞ぎ面積となり保護能力上げながら冷却能力を確保しています。
また、このラウンド形状のデザインはウットリするほどとっても美しいです。
そしてロゴマークも網と一体構造で一番小石がヒットしやすい真ん中下に持って来てます、このロゴマークでラジエターのみならずコアガード本体の比較的壊れやすい網も守ってるのかなと思います。
機能と美しさを兼ね備えたラジエターガードの紹介でした。
参考までに下記に一部ラインナップを掲載します
125Duke/200Duke用 Silver¥17,000(税抜) Black 20,000(税抜)
DUKE690 ‘12〜 用 Silverは¥19,000(税抜) Blackは¥24,000(税抜)
その他 国産4メーカー他、DUCATI各車・BMW各車・MVアグスタ各車等あります、詳しくはVORGUEホームページをご覧ください。