NITRON FRONT FORK

NITRON FRONT FORK

NITRONのフロントフォークです。

計画があるのは聞いていましたが、ようやく市販されそうです。

まずは正立フォーク、たぶん43㎜インナーチューブと思われます。

(倒立の情報はまだ入っていません)

 

正確な発売時期、価格等はまだわかりませんが早ければ年内発売、価格は20万位ではないでしょうか?(どうも30万位になるそうです)

デザインや造りはオーリンズに良く似てます。

カラーはブロンズとブラックの2タイプ。

アウターチューブはどちらの色もカシマコート、インナーチューブはブラックがDLCコート、ブロンズがゴールドチタンコートとなり表面処理としては現在最強の組み合わせとなります。

オイルシールも当然のようにSKFが使用されています。

ここまでは、やるだろうなと思ってましたが、インナーカートリッジのシリンダーとインナーロッドにまでカシマコートを施す事により徹底した低フリクションと耐久性を実現してます。


アウターチューブの一番上、オイルシールが打ち込んである所を見ると、オーリンズ同様に太い部分の幅が広いのでスライドメタルが2列で入ってるかもしれません。

写真で見る限りフロントフェンダーの取り付け方もたぶんオーリンズと同じやり方ですね。

ダンパーアジャスターは伸び側、圧側とも工具無しで調整できますので、気軽に思いついたときに調整できます。

ちょっと走りに行った時、少しダンピングを変更しようかなと思った時、工具が無くて 「まっいいか~」 みたいな事が無くなります。

(プリロードの調整には工具が必要です)


ロースピード・ハイスピードの2系統のコントロールを可能とする2WAYコンプレッションアジャスター

コンプレッション側(圧側)のアジャスターにはサスペンションストローク速度に合せハイスピード側とロースピード側を個別に調整できる最近のリヤサスペンションではお馴染みの2Wayアジャスターとなっています。

 

ボトムケースはアルミ鍛造の削り出し、強度と軽さと美しさを兼ね備えたクオリティーの高い造りです。


まだラインナップは発表になっていませんが、各車種ごとにキャリパーサポート、ホイールカラー、フェンダーステーがセットされることと思います。

NITRONの特徴のひとつである日本組立は継承されるのではないかと思いますので、フォークオイルも全ておニュー、注文時に乗り方、ライダーの体重等に合わせたオーダーも今まで通り可能かと思います。

ブロンズのアウターにブラックのDLCインナーチューブなんて組み合わせや純正以外のキャリパーに合わせたサポートをセットなんて事も可能かも・・・・?

 

なんにせよ想像以上のクオリティーにワクワクです。

倒立の早いラインナップも期待!